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緩和ケア病棟にアイボがいるんです。

緩和ケア病棟には、開設当初からアイボがいました。僕が就職した頃も、アイボがいたのは覚えています。初代、緩和ケア病部長が購入したそうです。

先日、緩和ケア病棟の倉庫を整理したところ、アイボが発見されました。動くかためそうとしましたが、充電しても数秒で電源が落ちてしまいました。ネットで充電池を購入しようと思ったら、アイボの型が古いので売っていません。同じような悩みを持っている人がいるはずと思い、ネット検索するとバッテリーを再利用できるように、リフレッシュしてくれる会社を発見しました。動くかどうかわかりませんが、病棟のスタッフで費用を割り勘し、リフレッシュしてもらいました。

ギコギコ音はしますが、アイボが動くようになりました!

あまり活躍しておらず、現在も病棟に片隅に居座っています。たまに、デイルームで散歩させています。コロナ過で病院全体が面会制限です。もともと、患者が家族が集うデイルームですが、いまはガラガラです。アイボは、何故か僕の足に絡まってくるのです。人間になついているのか、ただの棒と思い、ぶつかっているのかわかりません。たまには、ガラッとしたデイルームで、アイボを日向ぼっこさせてリフレッシュさせています。

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この記事を書いた人

緩和薬物療法認定薬剤師。

1978年に千葉県銚子市生まれ、地元高校へ進学。その後、日本大学薬学部へ入学。卒業後、地元の病院に就職。勤務2年目から緩和ケア病棟を専任し20年。その経験をもとに「病棟で出会った患者さんとの素敵なエピソード」、実際に経験をもとに「緩和ケアに関連する薬の使い方」など情報発信しています。

趣味はスポーツ、アウトドア。高校からラグビーを始め、現在は小学生を対象に銚子ラグビースクールのコーチを務めています。また、「庭で焚火を楽しんで、夜のベットで寝る」程度のアウトドアを楽しんでいます!もう一つのブログ「銚子のぬし釣り」では、その程度のアウトドア情報を発信しています。

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