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がんの在宅見取り、薬剤師として感じること。

緩和ケア病棟の回診に同行しました。天候に恵まれて、気持ちも晴れていたのか皆さん、おちついて過ごされていました。数ヶ月に1回くらいで感じることがあります。

・ 特に苦痛症状はない

・ 薬もほとんど使っていない

・ 危険行動もない

・ ベットで静かに休まれている

でも、病院に入院している。自宅で寝ていることも可能ではないか?と思ってしまうことがあります。日本の文化して

・ 家族に迷惑をかけたくない

・ 自分は入院しているから大丈夫

・ 家族には働いていてほしい

と思うところはあると思います。畳の上で死にたいというわけではありませんがやはり、自分の家は落ち着くと思います。家族に迷惑をかけないのなら、家にいたいと思っているんじゃないかなぁと思います。以前、ベットで静かに過ごされていた患者さん、声にはなっていませんでしたが「かえりたい」とつぶやきました。そのおじいちゃんは、病院でお看取りとなりました。

もしかしたら、近くに病院があるから入院してきちゃうのかなぁとも思います。病院がない地域では家で死を向かえることは、普通だと思います。2016年、とある学会の特別講演で写真家の国森康弘さんの講演を聞いたことがあります。公演中、たくさんの写真が映し出されていました。そこで紹介された本「恋(れん)ちゃんのはじめての看取り」思わずその場で、mazonでクリックしてしまいました。

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家族の思いが、写真から伝わってきます。笑顔がとても自然に映し出されています。昔は、こんな場面が多かったのかなと思います。

食べれなくなったから、病院へ入院しよう

動けなくなったから、病院へ入院しよう

がんの終末期において、自然の経過だとは思います。もちろん、突然苦しみだしたなど、どうにもならない時は迷わず救急車を呼ぶべきとは思います。寝る時間が多くなってきたら、在宅でゆっくりと寝ている事もいいんじゃないかと思います。いろいろな家庭背景があることは、承知しています。地域には活用できる診療やケアが増えてきています。もしかすると、そういった情報を患者さんの家族まで伝わっていない可能性もあるとではとも思います。

ちょうど昨日、Web講演会で講師だった薬剤師さんは地域連携室に所属していたことがあるそうです。今日、地域連携室に異動させてください!と言ったら、速攻で却下されました。そこで、自称地域連携室担当薬剤師として、活動したいと思います。どうすれば、在宅看取りが自然な事になるか検討もつきませんが・・・、なにか行動を起こすことによって少しでも、在宅看取りができるような環境づくり活動ができればと思います。

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この記事を書いた人

緩和薬物療法認定薬剤師。

1978年に千葉県銚子市生まれ、地元高校へ進学。その後、日本大学薬学部へ入学。卒業後、地元の病院に就職。勤務2年目から緩和ケア病棟を専任し20年。その経験をもとに「病棟で出会った患者さんとの素敵なエピソード」、実際に経験をもとに「緩和ケアに関連する薬の使い方」など情報発信しています。

趣味はスポーツ、アウトドア。高校からラグビーを始め、現在は小学生を対象に銚子ラグビースクールのコーチを務めています。また、「庭で焚火を楽しんで、夜のベットで寝る」程度のアウトドアを楽しんでいます!もう一つのブログ「銚子のぬし釣り」では、その程度のアウトドア情報を発信しています。

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