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赤いワンピースが似合っていました。

iwata

このブログでは、緩和ケア病棟でのエピソードを記録しています。

自己紹介

こんにちわ、iwata(@iwamegane)です。薬剤師として緩和ケア病棟を専任し19年。その経験をもとに、患者さんとのエピソード、緩和ケアに関連する薬について情報発信しています。

60代女性、消化器がん。とても話しやすい方でした。薬学部の学生さんと一緒に服薬指導に行った際も「がんばってね!」と、学生へ声をかけてくれました。先週は、普通に会話していました。
数日前から状態の変化がみられ、意識障害を伴うせん妄症状の出現、眠っている時間も長くなっていました。ご兄弟が付き添われていました。予後は数日と判断され、看護師より、帰り支度等の説明が入りました。本人、明るい性格だったからね、最期も明るくして帰りたいよね。ご家族から、赤いワンピースと某キャラクターの毛布と敷布団を準備してくれていました。

今日、緩和ケア病棟へ行くと、昨夜遅くに呼吸停止されていました。翌日になり、シャワーを浴びて看護師さんのエンジェルメイクをしてくれました。その後、病院からお見送りの際に同席させてもらい、お会いすることができました。お化粧された患者さんは、とてもキレイでした。ちょっと赤めのチークと、赤いワンピースがとても似合っていました。今頃、「素敵ね!」と声をかけられている事でしょう。ご冥福をお祈りいたします。

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この記事を書いた人

緩和薬物療法認定薬剤師。

1978年に千葉県銚子市生まれ、地元高校へ進学。その後、日本大学薬学部へ入学。卒業後、地元の病院に就職。勤務2年目から緩和ケア病棟を専任し20年。その経験をもとに「病棟で出会った患者さんとの素敵なエピソード」、実際に経験をもとに「緩和ケアに関連する薬の使い方」など情報発信しています。

趣味はスポーツ、アウトドア。高校からラグビーを始め、現在は小学生を対象に銚子ラグビースクールのコーチを務めています。また、「庭で焚火を楽しんで、夜のベットで寝る」程度のアウトドアを楽しんでいます!もう一つのブログ「銚子のぬし釣り」では、その程度のアウトドア情報を発信しています。

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