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グリセオールの内服薬はある?

40代乳がんの患者さん、脳転移の診断はありませんでした。眩暈の訴えがありました。入院中は、頭蓋内圧亢進・頭蓋内浮腫治療剤のグリセオール® の施行にて症状の軽減は図れていました。症状は緩和されてきたので、退院する方針となりました。退院するにあたり、注射薬は内服薬へ検討となり医師より、処方の相談がありました。グリセオール®配合点滴と同成分の内服薬はありません。そこで、作用機序は異なりますが脳圧効果作用を有する経口浸透圧利用・メニエール病改善薬であるイソバイドシロップ ® を提案しました。その後、イソバイドシロップは処方され、退院されました。1週間後に緩和ケア外来を受診した際に看護師さんが利きてくれた情報より「眩暈は緩和し生活できています」とのことでした。

よかったです!現在、通院を続けながら在宅ワークを頑張っているそうです。薬の事で気になることがあれば何でも相談してくださいね。

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この記事を書いた人

緩和薬物療法認定薬剤師。

1978年に千葉県銚子市生まれ、地元高校へ進学。その後、日本大学薬学部へ入学。卒業後、地元の病院に就職。勤務2年目から緩和ケア病棟を専任し20年。その経験をもとに「病棟で出会った患者さんとの素敵なエピソード」、実際に経験をもとに「緩和ケアに関連する薬の使い方」など情報発信しています。

趣味はスポーツ、アウトドア。高校からラグビーを始め、現在は小学生を対象に銚子ラグビースクールのコーチを務めています。また、「庭で焚火を楽しんで、夜のベットで寝る」程度のアウトドアを楽しんでいます!もう一つのブログ「銚子のぬし釣り」では、その程度のアウトドア情報を発信しています。

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