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緩和ケア病棟では「家族がそばにいる環境」っていいですよね。

今年度より、緩和ケアチーム回診に参加しています。働いている病院の中でがんで亡くなる方の1/3くらいは緩和ケア病棟で亡くなりますが2/3は一般病棟で亡くなります。

緩和ケア病棟は20床です。一般病棟は50床です。関われる時間に差はあると思います。また、一般病棟では病気を治す治療をしています。その中にがんを治さない患者さんがいます。もちろん、がんは治しませんがそれ以外の苦痛は治していきます。もちろん、最期までがんを治すこともあります。一般病棟で終末期がん患者さんについて身体的苦痛、精神的苦痛、社会的苦痛、スピリチュアルペインと様々な苦痛に対して様々な職種が関わっていき苦痛を緩和していくことは大変な事だと思います。そこで、緩和ケアチームがあるのだなぁと思います。提案をしていくチームなので、治療やケアを全て見ていくわけではありませんが、参考にしてもらう感じですね。

緩和ケアチームで最近関わった患者さん。状態が悪化し残された時間は数日でした。ベットサイドにはご家族が付き添われていました。高カロリー輸液や人工呼吸器をつけて意識はない状態でした。緩和ケア病棟では、予後が短いと予測されはじめると最期はどの程度まで輸液やケアをするか本人や家族と相談していきます。徐々に使用する薬剤は減らすことになります。自然は経過として口から食べれなくなるので薬も飲めなくなります。全ての病気についてではなくがんについてですが、亡くなる日まで1日3色しっかり食べる人はいません。輸液をしますが、必要最低限な量としていきます。

がんの終末期、患者さんの周りに治療が多く存在するのではなく、ご家族や大事な人がいる環境が自然なのかなぁと思います。

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この記事を書いた人

緩和薬物療法認定薬剤師。

1978年に千葉県銚子市生まれ、地元高校へ進学。その後、日本大学薬学部へ入学。卒業後、地元の病院に就職。勤務2年目から緩和ケア病棟を専任し20年。その経験をもとに「病棟で出会った患者さんとの素敵なエピソード」、実際に経験をもとに「緩和ケアに関連する薬の使い方」など情報発信しています。

趣味はスポーツ、アウトドア。高校からラグビーを始め、現在は小学生を対象に銚子ラグビースクールのコーチを務めています。また、「庭で焚火を楽しんで、夜のベットで寝る」程度のアウトドアを楽しんでいます!もう一つのブログ「銚子のぬし釣り」では、その程度のアウトドア情報を発信しています。

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