患者さんとの思いで– category –
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患者さんとの思いで
【緩和ケア病棟の患者さん】大好きな孫の誕生日をお祝いしたい!
70代の食道がんの患者さん。 緩和ケア病棟へ入院した後、出血してしまい状態が悪化しました。主治医より、ご家族へ今夜かもしれませんと説明がありました。その後、なんとか状態は安定していました。回診の時、声は小さいですが主治医の問いかけに、しっか... -
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「孫の運動会までは頑張りたい」緩和ケア病棟でのお話。
70代男性の患者さん。入院してきた時は「早く楽にしてほしい、薬使ってください。」と言っていました。今まで、自分で色々やってきて家族に迷惑かけたと言っていました。体が思うように動かなくなってしまった。そんな気持ちになるのは当然です。緩和ケア... -
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がんの在宅見取り、薬剤師として感じること。
緩和ケア病棟の回診に同行しました。天候に恵まれて、気持ちも晴れていたのか皆さん、おちついて過ごされていました。数ヶ月に1回くらいで感じることがあります。 ・ 特に苦痛症状はない ・ 薬もほとんど使っていない ・ 危険行動もない ・ ベットで静かに... -
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緩和ケア病棟の患者さんから「お世話になりました」と伝えられました。
60代男性、肺がんの患者さん。 背部痛、呼吸困難感を緩和するため、モルヒネを投与していました。回診の時、ちょっと眠そうではありましたが理解はしっかりしており、会話も出来ていました。 「緩和ケア普及のための地域プロジェクトOPTIM」のサイト内にあ... -
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患者さんと「お絵かき先生」で良好なコミュニケーションを図れました。
90代のおばあちゃん、昔は踊りの先生だったそうです。難聴があります。回診時「起こして!起こして!」と言ってきます。こっちの声はなかなか聞こえないのですが、筆談でコミュニケーションはとれます。ここで登場するのが「お絵かき先生」です。小さい頃... -
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緩和ケア病棟の患者さんが教えてくれた「オムライス」
自宅を掃除していたら、昔使っていた携帯電話を見つけました。その中に入っていたマイクロSDカードから見つけた写真です。データ情報調べたら、10年以上前の写真でした。ふと、思い出したのですが当時、緩和ケア病棟の南向きの部屋に入院していた40代の肺... -
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最期に手をふってくれた、おばあちゃん。
今日、緩和ケア病棟に行ったらベットが1つ空いていました。先週の金曜、そこに70代のおばあちゃんがいました。以前、カンファレンスで医師の呼びかけには反応するが看護師の呼びかけには反応しないと話が出ました。ある日の回診で実験をしました。医師が呼...