医薬品情報– category –
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オピオイドに関する情報
がん患者さん、残された時間が短くても「モルヒネ」を投与する必要性を考える。
肺がんの患者さん、緩和ケア病棟に入院しました。呼吸困難の緩和目的にナルベイン®注の持続皮下投与が開始されました。回診で訪問した時は、呼吸は弱いものの表情は穏やかでした。がん終末期の状態、いつ呼吸が止まってもおかしくない状況です。過度な傾眠... -
医薬品情報
【解説】MSコンチン®錠が飲めない時の薬剤変更を考えました。
MSコンチンが飲めません、どうしましょう? こんにちわ、iwata(@iwamegane)です。緩和薬物療法認定薬剤師。モルヒネ徐放性製剤である「MSコンチン®錠」は、1日2回、12時間毎に服用する製剤です。後輩の薬剤師から質問されました。患者さんの状況を確認する... -
医薬品情報
緩和ケア病棟で薬剤師が使う参考書
緩和ケア病棟を担当したときに、緩和ケアについて初めて勉強した本は「がん疼痛治療のレシピ」です。 発売、2006年12月。ページ数、147ページ、ポケットにも入ります。薄い手帳くらいです。本気を出せば、すぐに読み終えることが出来ます。現在は、緩和ケ... -
オピオイドに関する情報
【解説】一言で、オピオイドとは?麻薬とは?
オピオイドとは「オピオイド受容体に作用する薬物」であり、麻薬とは「麻薬及び向精神薬取締法に定められている薬物」です。トラマドールはオピオイドですが、麻薬ではありません。ケタミンは麻薬ですが、オピオイドではありません。精神依存の強さなどを... -
オピオイドに関する情報
【緩和ケア】がん終末期、がん悪液質が進行している状況で必要な輸液量は?
がん終末期がん患者さん。ほぼベット上です。食事摂取はしていません。補液はどうしよぅ そんな、疑問についてお答えします。 500~0mL/日がよいのではと思います。 ただし、家族の考えを考慮する必要があります。 家族になぜ輸液を少なくするのか? 説... -
オピオイドに関する情報
【注意】セレネース注とリンデロン注の配合変化を回避する方法。
たまにセレネース注とリンデロン注が配合変化を起こすんだよね。 本記事では、上記のような悩みを解決します。 自己紹介 こんにちわ、iwata(@iwamegane)です。薬剤師として緩和ケア病棟を専任し20年。その経験をもとに、患者さんとのエピソード、緩和ケア... -
オピオイドに関する情報
【解説】セレネースと生理食塩液の配合変化
セレネース注の配合変化? 本記事では、上記のような悩みを解決します。 自己紹介 こんにちわ、iwata(@iwamegane)です。薬剤師として緩和ケア病棟を専任し19年。その経験をもとに、患者さんとのエピソード、緩和ケアに関連する薬について情報発信していま...